『よっちゃんの GSF750(’98年式) ユーザー車検報告』
【私のプロフィール】
30歳を目前に控えた1998年、バイクなんて乗ったこと無かったのにふとしたきっかけで、大型自動二輪免許を教習所でゲットしたもうすぐ34歳のおっさんライダー。あれから 4年。毎日のバイク通勤でテクニックを磨く日々。ちなみに、めやす箱にときどき登場している改魔神さんは会社の先輩です。なにかとお世話になってます。
【私のGSF750データ】
登録:98年2月
車検時の走行距離:だいたい17000km
使用状況:通勤98%、ツーリング2%
【はじめに・・・ 】
GSF750の車検は今回で2回目です。前回はバイク屋さんに頼んで車検を通してもらいました。
そのときは車検代(税金や自賠責とか)、交換パーツ代のほかに12ヶ月点検代金が約1万円、代行手数料が2万円の計3万円かかりました。
今回は、ちょうどフロントタイヤ、チェーン等の寿命が来ていたのでこの機会に交換しようと思ったのですが、大物部品の為お金がかかります。また、ブレーキのオーバーホールもしたかったので、そのお金を捻出しなければなりません。12ヶ月点検は自分でも出来ますし、自分で車検を取れば3万円分(12ヶ月点検代金1万円+代行手数料2万円)を整備代に回せるということで、一念発起してユーザー車検に挑戦しました。
結局かかったお金は、
フロントタイヤ交換、チェーン交換、ブレーキキャリパとマスターシリンダーのオーバーホール(←以上バイク屋さんにて実施)、エアクリーナーエレメント代(←これは自分で交換したので工賃不要)で約6万7千円。車検代(税金や自賠責とか)で約3万円。
ということで、トータル約9万7千円でした。プラグとオイルは最近交換したのでOKでした。
車検の流れは、各種雑誌やインターネット上でもたくさん書いてありますので、ここでは実際にやりとりした内容を書かせていただきたいと思います。
今回の車検は埼玉県さいたま市(旧大宮市)にある、埼玉陸運支局で行いましたので他の陸運支局においては多少検査する項目や流れが異なることがありますのでご了承下さい。
なお、ユーザー車検を受ける場合は事前に希望日時の予約をしなければなりません。
埼玉陸運支局の場合、テレホンサービスで予約が出来ます。
このときに、予約番号などがアナウンスされますので何かに書き留めておくようにしてください。
予約番号は車検の受け付けのときに係員に聞かれます。
忘れてしまった場合は、めちゃめちゃ怒られます!←うそです。すんまそん。どうなるかは知りません。
まあ、忘れたところで車検を受けられないなんてことは無いと思いますが。詳しい方、情報求む!
それでは、ユーザー車検報告の始まりです。
【2002年2月4日(月曜日) ユーザー車検の日】
当日は珍しく朝七時半に、パッチと目がさめた。
起きてみると、前日の雨がうそだったかのように晴れ渡り、まるで春を思わせるような暖かさだった。
(やっぱり日頃の行ないが・・・ふっ)。
朝ご飯をしっかり食べエネルギーを充填してから前日の雨で汚れたバイクを洗車した。
まっ、土曜日にバッチリ洗車&ワックスがけ&整備をしたおかげで濡らした雑巾でさーっと撫でるだけで新車の輝き!わぉ。 ん、これで検査官の心象アップでしょう。
なんだかんだと準備をしてるうちに時計は9時をまわりはじめた。うっ、これはいかん!
忘れ物が無いか、指差し確認をしてそそくさと出発。さいたま陸運支局はアパートから近いこともあり
のんびり走って30分程で到着。安全第一ね!。(事故ったらしゃれにならん)
到着してみれば、バイクが数台。BMW、ZZR400、TDM850、CBR600F、オフロードバイク。
みんなユーザー車検なのか?
勝手が分からないのでとりあえず大きな建物の中に入ってみることにした。
中には窓口がずらーっと並んでいた。インフォメーションセンターはないみたいなので仕方なく端から端
まで歩いてみた。
そうすると5番窓口だったか、白いA4用紙にマジックで「ユーザー車検受付」と書いてある。
ムムッ!ここか? とりあえずその受付に座っていたおじさんに聞いてみることにした。
わたし 「おはようございます。あのー ユーザー車検初めてでよく分からないんですけど・・・」
するとおじさん、
おじさん 「あっ、初めてなの。書類持ってるの? えっ、無いの。じゃ、向かいの建物に売ってるからそこで買って来て。書き終わったらまたここに持ってきて。チェックするから。」
と親切に教えてくれた。そのとき車検の案内が書かれた紙もくれた。
わたし 「どうもありがとうございます」
言われたとおりに、向かいの建物まで てくてく歩く。
中に入ってみると、またまた窓口がずら〜り。しょうがないので またまた端から端まで歩いてみた。
そうすると1番窓口だったか、申請書類がどうのこうのと看板に書いてある。
ムムッ!ここか?とりあえずその受付に座っていた22歳(推定)のきれいなお姉さんに聞いてみた。
わたし 「あのー、2輪の継続検査用の書類が欲しいんですけど」
おねえさん 「はい、一式30円ね」
わたし 「え、さんじゅうえん?そんな安いんの。じゃ はい。」
釣りはいらねえぜとばかりに、10円玉3枚を手渡す。
おねえさん 「定期点検検査簿はもってるかしら?」
わたし 「ん、持ってるからいらない。どうもありがとうございます。」
と、キレイなお姉さんとの会話はあっという間に終了。
ゲットした申請用紙一式をバラバラにならないように持ってきていたバインダーにはさみこむ。
→バインダーは必需品です。いろんなところで書類を見せますが、これに挟んであればバインダーごと
手渡すことで必要な書類を勝手にピックアップしてくれます。
それから、13番窓口で重量税(5000円)を払ってさあ書類を書こうと思った時、あれ!自賠責入ってないやと思い出す。
確か、ここで入れると聞いていたがときょろきょろ見回してみる。
あーあったあった。ん、うぉーーーさっきのキレイなお姉さんの1番窓口じゃないか!
スキップまじりで1番窓口に近づいた。れっ、なんかおかしいぞ・・・・・・・・・・・・?!
ひぇー、お兄さんになってるじゃないか!ちょっとブルーな気分をおさえつつ自賠責の手続きを完了。
でもここでお兄さんが書類のチェックをしてくれた。
おにいさん 「検査代の収入印紙貼ってないね。エーと1400円ね。それから、この書類に13番の窓口で
自動車税のハンコもらってきて。そしたら、ユーザー車検の窓口へもってって受付して。」
と丁寧に教えてくれた。
わたしの心の声 『え?13番。なんだ、初めにいってくれよー、2度手間ジャンか。』
とは言わずに
わたし 「ありがとうございます。」
と笑顔でお礼をいって、また重量税を払った13番窓口へ向う。
わたし 「ハンコ下さい」
おばちゃん 「はいよ。」 ボン!
納税証明書と引き換えにハンコを押してもらう。
笑顔で「ありがとうございまーす」
結局、1番窓口で必要書類を購入し検査代の1400円の収入印紙を購入する。ついでに自賠責に入って
いない人はここで加入する。次に13番窓口にいって、重量税を払って収入印紙を貼ってもらい、納税証明書と引き換えに自動車税支払い済みのハンコを押してもらう。
という流れでいけばスムースに流れるわけね。次回からの参考にするとしよう。
で、始めの大きい建物に戻って、よし準備万端とばかりに各書類にペンを走らせる。ここで気をつけなければいけないのは、ボールペンで書くものと、鉛筆で書くものがある点だ。見本を参考に注意深く記入する。
ここでワンポイント!
ボールペンとシャープペンシルと消しゴムは自分で持っていこう!置いてあると思うと意外に無くなってることが多いぞ。
書類記入が完了したところで、さっきの5番窓口のおじさんにもっていく。
わたし 「はい、もってきました」
おじさん 「番号は?」
ん、番号??何の番号だ?
おじさん 「予約番号は?」
あー予約番号か。
わたし 「それならここに書いてきました。」
とバインダーの一番後ろに挟んでおいた予約番号を書いた紙を見せた。
おじさん 「うむ。」
ぱらぱらと書類をチェックし
おじさん 「はい、いいですよ。じゃ次はラインね」
わたし 「どうもありがとうございます」
あいさつは大切です。
いよいよ、車検ラインへ突入になるわけだが、高ぶる気持ちを押さえる為に、ちょっと休憩。一服タイム。
ふぅー。タバコを吸いながら書類を見返しこれからの作戦を考える。
とりあえず時間もあるし、はじめてだし、ラインの見学でもしてから突入するか。
(4番ラインと5番ラインのあいだに見学コースが作られている。但し、4輪用)
バイクは駐車場においたままで、てくてくラインまで歩いていく。結構遠い。
ラインの入り口にいた検査官に見学したい旨伝え、見学させてもらう。
4輪用なのであんまり参考にならないかな・・・。
でも、みんなスムースにやっているので、初めての人にはちょっとプレッシャーかもしれない。実際自分もドキドキしてきた。とりあえず一通り見学し、いよいよ車検ラインに突入!。
とっ その前に、バイクとりにいかなきゃ。さっきの駐車場までてくてく歩いていく。
構内は、ノーヘルでOKなので普段体験できない分(一部の若者除く)ここぞとばかりにヘルメットを左腕に通してバイクにまたがり、車検ラインへレッツゴー!
うひょー、ノーヘルってきむちいいー。
埼玉支局(旧大宮支局)では、バイクは4輪の新規登録車とかと一緒の1番ラインで行なう。
前には何台か大型トラックがいたので、エンジンを切ってしばし待ち時間。(ほんの5分程度)
ポケーっとしているうちに トラックも先に進み、いよいよ自分の順番です。
ラインのおじさん(=検査官です。)に、とりあえずあいさつ。
わたし 「ユーザー車検、初めてなんですけどよろしくお願いします」
検査官のおじさん 「あっ、初めてなの?じゃあ後ろの人と一緒にやるから。」
と後ろにいたバイク屋さんらしき人のCBR600Fと一緒に検査を行なうこととなりました。
バイクをサイドスタンドでたてて、まずは外観検査から。
最初に車台番号の確認。GSFの場合ちょっとハーネスで隠れてしまい見ずらいのですが、ハーネスをどかして念入りに調べていました。
続いて、柄の長ーいトンカチで足回り、ブレーキキャリパなどのボルトをポチポチたたく。
次にブレーキキャリパを覗き込みブレーキパット残量確認、タイヤの残り溝確認、チェーンたるみ確認、エンジン周りを眺めて(オイル漏れ確認か?)、フロントブレーキレバーをニギニギ。次に各灯火類の確認を行う。ヘッドライトHi/Lo切替、ウインカー点滅確認、ブレーキランプ確認(当然フロント/リアブレーキ両方)、ナンバー灯確認、ホーン確認。
とひと通り終わったところでおじさんは「あっち見てくるからちょっとまってて」とCBR600Fの外観検査へ。
さすがにバイク屋さんだけあって、非常にてきぱきとしていて自分の半分くらいの時間であっという間に終了。
さあお待ちかね、ライン突入です。CBRは左側へGSFは右側へそれぞれ並ぶ。(4輪も出来るラインなので2輪は2台同時OK)
ここでもラインのおじさんが一緒についてきてくれた。脇に立ってあーしてこーしてとアドバイス。
最初は、前後ブレーキの検査。先ずフロントブレーキから。
ローラーに前輪が入るまで移動。
検査官のおじさん「用意はいいですか。じゃスタート。」
わたし「うぉーなんじゃこりゃー(ちょっと優作チックで)。ハンドルぐらぐらするぞ 怖ぇーー」
結構ハンドルがとられる。怖いのでリアブレーキもギュっと踏んでおくことにした。
検査官のおじさん「はい、握ってくださーい」
うぉりゃーーーーー ぎゅーーーーっ!。渾身の力でブレーキレバーを握る。
ピッコーン。○!うっしオッケー。
つづいてリアブレーキ。
ローラーに後輪が入るように移動。
わたし 「「このくらいかな...」
検査官のおじさん 「もう少し前っ!」
よいしょっと。
検査官のおじさん 「はい、いいですよ」
さっきのグラグラがこわいのでリアブレーキを初めから踏んでいると、
検査官のおじさん 「まだ踏まないでね、フロントはグラグラするからかけといた方がいいよ」
とおじさんのアドバイス。
グォォォーーー。ローラーが振動しながら回転してくる。
検査官のおじさん 「はい、踏んで下さい」
ぬぉーーーーー。渾身の力でブレーキペダルを踏み込む。きゃー、グラグラするー。
ピッコーン。○!うっしオッケー。
とここで気が付いた。ブレーキかけるとき電光掲示板見てなかったや。いっけねー。あはははは。
おじさんが言ってくれるから言われるままに動かしてたや。でも結果表示のときだけは、はっと我に帰りしっかり見ていたよ。
検査官のおじさん 「じゃ次は光軸ね、ライトはハイビームだよ。」
ここで、CBRは右側へ、GSFは左側へサイドチェンジ。
なぜサイドチェンジかって?前半終了です。(うそ、すまん)
自分のことが精一杯でちらっとしか見れなかったが、CBRの人は長い棒みたいのを持っていたので排ガスの検査をやっていたんだと思う。(排ガスの機械って右側にあるから)
myGSFは98年式なので排ガス検査は不要なのだ。
あんまり よそ見をしているわけにもいかないので、本日最大最強の敵である光軸検査に集中することにした。
地面に書かれた線に沿って進み停止線みたいな線のところまでバイクを前進させる。
とここで小さな疑問が。それは位置合わせ。いったいこれは、停止線みたいな線にタイヤの位置をあわせるのかライトの位置を合わせるのか分からない。
以前何かでライトの位置を合わせるというようなことが書いてあったような気がしたのでとりあえずライトの位置を線に合わせる感じにしておいた。
まっ、ラインのおじさんも何も言わなかったのでこれで良かったんだと思う。
ちょっと悩んでいたら前方でなにやら怪しい1つ目の四角い物体が右から左に移動してきた。
キュイーーン。
や、やばい!おれが油断してると思って仕掛けてきたな!うーそうはさせん。
ヘッドライトの光量を確保する為おもむろにアクセルを開けエンジン回転を3000rpmに保つ。
俺の前でその物体はぴたりと止まり、GSFのライトを測定し始めた。そいつは徐々にライトの高さまで上昇をつづけキャリブレーションをしながらついに俺のライトを捕らえた。
シャキーーーン。
ま、ま、負けるもんかー。うりゃー・・・・・・・。
それから どれくらいの時間がたったのだろうか。
ピッコーン。○!
えっ、うそ マジ?合格?やったー合格だ!!イェーイ、V!
というわけで、今回の車検で一番心配だった光軸検査があっさりと合格してしまったのでちょっと拍子抜けしてしまった。
隣のCBRが終わるのを待ち、
検査官のおじさん「じゃあ、そこの出口の窓口に書類出して。」
わたし「はい、分かりました。ありがとうございました」
あいさつは大切です。気持ち良く仕事をしてもらいましょう。
出口の邪魔にならないところ(ゼブラゾーン)にバイクを止め窓口に書類を提出する。なかにいたおじさんが書類にぺたぺたとハンコを押してくれる。
ハンコのおじさん 「はい、いいですよ。じゃあ 大きい建物の7番窓口にいってステッカーもらってください」
わたし 「ありがとうございました」
そう言えば、測定結果を機械で印字するという話を聞いていたが(実際、4輪の方はそうだった)ここではこの窓口でハンコを押すだけだった。
さあ、またノーヘルで最初にとめた駐車場までひとっ走り。ノーヘルってきむちいいー。へへへー
7番窓口に書類持っていく。
よしよし、若いおねーさんだ。
わたし 「これお願いしマース!」
若いおねーさん 「はーい、おまちください」
待つこと1分。
若いおねーさん 「よっちゃーん」
わたし 「はーい」
若いおねーさん 「はい、これステッカーね、うふっ。」
わたし 「わーお!ありがとうございましたぁ〜」
あとはもらったステッカーをナンバープレートの左上に貼ってすべて終了。
結局、さいたま陸運支局では外観検査、ブレーキテスト、光軸検査のみを行い、スピードメータ検査はありませんでした。
ラインに入ってからここまでで10分から15分というところでしょうか。
今回は初めてということもあり、ゆっくりと見学したりしていたので陸運支局の門をくぐってからトータル1時間半位かかりました。
でも、陸運局到着後7分で終わったという経歴を持っている人(←何を隠そう 改魔神さんです!)もいるぐらいなので、やり方がわかっていれば30分くらいで終わるんじゃないかと思いました。
また、分からないことがあっても聞けば丁寧に教えてくれますのでどんどん聞きましょう。
【最後に・・・】
今回ユーザー車検を受けて思ったのは、車検というのは予想を遥かに越えるくらい簡単なところしか見ないということです。えーこんな簡単でいいのー?って言う感じです。車検は2年に1度、本当に最低限のチェックをするだけです。車検に通ったからといって次回の車検まで安全に走行できるという保証はぜんぜんありません。
やはり、普段から整備はしっかりしなければと再認識しました。バイクに乗る前、乗ってるとき、降りてからの3段階で常にバイクの状態に気を配って、(常に気を配るのが大切です。そうすることでちょっとした変化に気がつきます)自分で出来るところは自分で点検整備をし、無理なところはバイク屋さんにお願いする。そうすることでトラブルは未然にふせげると思います。
ユーザー車検を受けるというのは、バイクやさんに頼む場合に比べ車検の代行手数料1万から2万円は確実に節約できるのでその浮いたお金をバイクの整備代にまわすという考えで望むのが正解かもしれません。きちっと整備することは、バイクを持ってる人の責任ですよ!
以上車検の報告でした。
次は4輪もチャレンジするぞ!?