221.「外国免許の書き換え」考えてみよう | |
<name>山田 眞二 <性別>男 <年齢>31 <ジャンル>根本的な考え方 <message> 山本さん、地道な継続、お疲れ様です。 最近、時勢を反映してか、外国免許の書き換えについて、多くの質問が寄せられておりますが、書き換えについて意見する前に、皆さんで考えた方が良いと思う事を書きます。 まず第一に、外国で取得した免許を日本で使用するというのは、条約加盟国間で便宜上、条件を定めて一定期間他国免許の使用が許される訳です。これが、長期間になると、やはり法制度の異なる国で、取得した免許を使用し続けるのは色々問題が出てくる訳です。丁度、観光ビザで海外旅行するのと、現地で仕事をするのとで扱いが異なるのと同じと言えば分かり易いでしょうか?パイロットライセンスの様に、教習内容自体(使用言語も)共通性を持たせてあるのであれば、単純に書き換えで済ませても問題ないのでしょう。しかし、車(バイク含む。)はそこまで共通化が進んでいません。 これを同じ土俵で論ずる事にまず無理があります。更に、外国で取得した免許を日本で書き換えられるという事は、日本人以外の方でもそれを認める必要が出てきます。(でなければ、差別になります。)となると言葉の問題やら付随する問題が噴出して、とても対応出来ません。自分の国へ帰るからという事だけ考えていると、何も問題として捉えませんが、もう少し大所高所からの見地が必要と感じます。 ハンドルの右左、使用言語が統一されて、地球上の全ての国で運転が出来る様になればとても楽しいと思うのですがね。いつになるでしょう。 ![]() |
[1999/04/02] |
![]() ![]() |