282.北海道)一発試験 体験記(力作)  
大型自動二輪免許取得への道のり(Rindさん作)

表紙
第一章 きっかけ
第二章 準備開始
第三章 受験の申請(却下)
第四章 講習会1回目(二推第1段階)
第五章 講習会2回目(二推第2段階)
第六章 受験の申請(受理)
第七章 試験第一回目
第八章 講習会3回目(大試乗会)
第九章 試験第二回目
第十章 講習会4回目(二推第2段階)
第十一章 試験第3回目
第十二章 まとめ

第六章 受験の申請(受理)

 次の日、さっさと受験の申込を済ましてしまおうということで、また会社を抜け出し試験場に行く。列車とバスを乗り継いで行こうと思ったが、手稲からちょうどいいバスが無く、結局タクシーに乗ってしまった。1000円ぐらいかかった。今度は、迷うことなく技能試験係に直行。
「大型自動二輪の試験の申込に来ました」
と、前回と違いハッキリと告げた。今度は、別に何を言われるでもなく、申請用紙を2種類出してきた。
「じゃあ、これに書いて、印紙3300円分を買って貼って持ってきて」
と言われた。必要事項を記入し、印紙を買って貼り付け、割印し提出した。
「事前審査は?」
と聞かれたので、
「これがあるんですが・・・」
と言って、恐る恐るライディングスクールでもらったカードを担当に渡した。そうしたら、それをしげしげと見つめ考え込んでしまった。なんで考え込むんだ?しばらくして、まわりにいた人に
「ニスイのやつで、事前審査免除になるのか?」
と聞いていた。なんで確認するんだ?まったく・・・。結局は、事前審査は免除になったが、またなんか「これじゃだめだ」とか言われそうで、少しあせった。担当氏が
「さて、いつ受ける?」
と聞いてきたので、
「なるべく早く受けたいです」
と言うと、
「大型二輪は、火曜日の午後と木曜日の午前、午後にしかやっていないんだよね。今週はもう満杯だから、来週の火曜日になるな」
ということで、初試験は来週の火曜日になった。最後に、受験当日の持ち物や、心得みたいなものが書いてあるメモのようなものに、受験日と時間を記入してくれたものを渡された。
「当日は13時からやるから、15分前ぐらいに試験場にきて。5分くらい前にどこに集合するか放送をかけるから」
と言われて、
「わかりました」
と答え試験場をあとにした。これで、本当に準備が整ったなあと思いながら、バスにのって駅に戻った。
 その後は、試験の日まで天気が気になってしょうがなかった。週間天気予報を見ていると、その日はどうやら天気が悪そうだ。雨さえ降らなきゃいいや。ところが、日に日にその日の予報が悪くなっていき、試験前日の予報では、翌日は雨となってしまった。
[1999/07/02]
         
 
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